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せいだい屋

graphic, interior

せいだい屋

 

せいだい屋

restaurant
interior design + graphic design 2016/6

 

OKINAWA COLOR

尼崎の沖縄料理店 “せいだい屋 武庫之荘店” のリニューアルとして、空間デザインとロゴデザインを行いました。

改装前の店舗は、横並びの2店を強引に繋げた、壁の多い迷路のような内装でした。今回の改装では、効率の良い動線を作るために間仕切りとレイアウトを整理し、よりオリジナルな店舗にするために、いわゆる沖縄的な建材を用いた内装を廃しました。代わりに、沖縄に由来する “意味を持った色” を空間に散りばめ、所々で感覚的に沖縄を想像させるような “気付き” の愉しみを仕掛けとして加えて、空間表現としました。

まず、ファサードに吊り下げられたゲート型のれん。沖縄の深い海をイメージして染工房仙波によって染め上げられたのれんは、サインを照らすために外側から当て込まれた光を吸収し、内側が深い青に包まれます。青の洞窟のように光は時折風に揺られ、店内への導線と繋がっていきます。

店内に吊るされている上手工作所 “クロデン” のペンダントライトには、美術家 中島麦氏によるアートワークが施されています。ランプシェード内側に散りばめられた様々な色は、沖縄の持つ色(首里城/紅型/花笠/紫芋/琉球ガラスなど)から抽出し、ドリッピングしたものです。着席した視点で頭上を見上げると、沖縄の色彩群が光を放って浮遊しています。頭上に広がる、この美しく賑やかな景色は、テーブルに広がる沖縄の郷土料理に彩りを与えます。

そして、そのテーブルトップには、沖縄の浜辺/波打際をイメージした、藍染によるグラデーション仕上げが施されています。大雪山の楢材に、藍を何度も丁寧に塗り重ねた安多化粧合板による特別な仕上げは、光の角度や視点で色の見え方が変わります。天然素材ならではの深みのある色の移り変わりは、静かに打ち寄せる波の音までも想像させるような、情緒ある雰囲気を持っています。

これらの意味を持った色と光を最大限に引き出すために、木部を除く店内の床壁天井はすべてモノクロームに統一しました。

新しいせいだい屋” では、各分野のプロフェッショナルとの協働による新しい試み” によって、これまでとは異なる視点での沖縄を体感することができます。

 

design : muura
construction : tsuda construction company 
furniture : jo-zu works 
veneer : yasuta veneer 
wood wall : share woods 
noren : dyeworks-semba 
art work : nakajima mugi 
lighting plan : lime design_takayoshi murai
painting : seidaiya staff
photo : stirling elmendorf photography 

 

muura inc.
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